2008年02月15日
JAIPA「地域ISPの集いin長野」でNGNに宣戦布告
2月15日に (社)日本インターネットプロバイダー協会 地域ISP部会主催の
「第26回地域ISPの集いin長野」が開催された。
早稲田大学の境客員准教授から「3年後、ISPは何を売るのか」という問題提起があり、
イー・アクセスの小畑専務執行役員からは、「モバイルブロードバンドで勝負」する意気込みが、
信州大学工学部の不破教授からは「インターネット大学院の成功事例」が、
数理技研の東條社長からは「日本は数年前の韓国のように一旦解体して再生し直すべき」との状況認識が、
そして、私からは「地域ISPとしてのJANISが目指した理念とこれまでの成果」を発表。
地域ISPとしてのJANISの農業情報戦略.pdf(4メガバイト)がその資料。
頂いたテーマは「農業におけるインターネット活用事例」だったが、その中身の説明だけでは全国から参集されたISP関係者には物足りないと思い、
JANISの歴史を通して地域ISPはどう生き延びてきたか、そしてこれからどうしたいかを提言した。
が、そこで話が終わってしまっては面白くないので、更に、
IPマルチキャストによる地上デジタル放送の再送信サービス事例やコンテナ局でのADSLサービスを通して、条件不利地域へどう貢献するかを示し、最後は、
NTT殿が盛んに宣伝を始めたNGNなる化け物の本質を理解して本気で対処しないと他事業者はとんでもないことになる!という警告でまとめた。
老朽化した電話交換網をIP化せざるを得ない電話会社が、その設備投資を回収するために、新たに構築する閉じたIP網の上にあれやこれやのデータ送信サービスを付加して垂直統合しようとしている。
水平分散アーキテクチャを標榜しながらも、本音のところは全層サービスによる垂直統合である。
利益の出そうな都市部の一部でしかIPTVサービスを提供しない、と社長さんが公言している会社に日本全体の情報通信環境整備のイニシャチブを握らせていいのだろうか。
投稿者 佐藤 : 22:22 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月28日
県WAN落札業者いまだ公表されず
6月14日に3社の開札があった。あれから2週間経過したが、未だに落札業者が公表されない。
それにしても、○○○○な開札結果であった。
県が公表するまでは真実を話せないが、このような入札がまかり通るならこの国には○○も○○○○も○○も要らない。
シンドラー社製エレベータの被害が官庁関係にも多く出ている。入札制度の悪い面の弊害で、安かろう悪かろうの典型がシンドラー事件である。
一定の品質やサービスレベルを確保するには、それなりのコストがかかる。それをそのまま入札価格に反映すれば負ける場合があるので、ぎりぎりまでコスト削減の企業努力をする。
そこまでは健全である。
しかし、落札したいがために明らかに採算度外視と思料される金額で札を入れたとしたら、どうだろうか。
最低落札価格設定はその品質確保の手段であり、安ければ良いという入札制度には困ったものだ。
昔、1円入札で問題になったことがあった。赤字でもその仕事を受注しておけばその後があるから取り返せる、という企業論理だった。
未来永劫1円でサービスし続けることは民間企業としては無理なので、有利な条件を利用してどこかで元を取るはずであり、その時に実は高い買い物をすることがある。
今回の県WANを格安で落札する事業者は、県庁以外のユーザから取り返さざるを得ないので、県民にとっては高い買い物をすることになりかねない。
できれば他県で回収してもらいたいが、技術的には横展開という意義はないので、それは期待できない。
いろいろな意味で全国の注目を集めている長野県なので、、という広告費にしては高くついているはず。
あの開札結果は、ネットワークコモンズなんていう奇麗事では済まされない意味深い金額なのである。
県予算が節減できた分、県民にそのしわ寄せがいくことがないようにしてもらいたいが、入札は県庁負担分のみが対象で、市町村独自分や民間分は入っていない。
県には、1年前に各社が常識的な価格として設計、提案した金額、内容と、今回各社が出したサービス内容、金額とを比較精査して、
本当にその金額で安全なネットワークサービスを提供可能なのかを吟味してもらいたい。
いくら技術革新が激しいからと言って、1年間で5分の一や10分の一の金額になるのは非常識、不可能ではないか。
それが可能なら、1年前に明細付きで県に提出した金額は何だったのか。県を○したと思われても仕方ない手法ではないか。正直者が○○をみた。
それが可能なら、2010年を待たずに、2007年には県内全市町村でFTTHサービスができるはずである。
信州のような田舎で可能なら、2010年には全国の6000万/6000万世帯で可能なはずである。
仮に格安価格で他社が落札したとしたら、それと同じ価格でJANISへのサービスを要求しようと思う。
県内の全ての企業や個人がそういう要求をしたらどうだろうか。
それを受け入れてくれれば脱帽であるが、そんなことは99.9%有り得ない夢なのである。
うまい話にはご用心を。
3000万/6000万世帯しか光サービスを展開しないようなので、残り3000万世帯の代表として知恵を出していくつもり。
まだ負けてはいないが、この悔しさをバネに、JANISらしく、パイオニア精神で新たな挑戦!と行きたいものである。
投稿者 佐藤 : 18:33 | コメント (2) | トラックバック
2006年06月08日
新世代情報通信フェアに出展
6月8日、9日と長野市メルパルクNAGANOで掲題のフェアが開催されており、JANISも展示会に出展した。
今年は、県WAN受注合戦の最盛期と重なったため、受注に向けて最後の景気付けのお祭りにして、JANISを最大限アピールすることとした。
出し物は以下の通り。
1.県WANへのJANISのアプローチ内容を、川中島有線酒井局長の華麗なナレーション入りで紹介。
JANISがどういう想いで県WAN構築に取り組もうとしているかをアピール。
単なる光ファイバー敷設競争でないことをご理解いただきたいものである。
2.H264.AVC方式での1920*1080のHD動画のIPマルチキャスト放送デモ。
会場の入り口側の遥か遠くでは、民間放送各社が地上デジタル放送のデモをやっている。さすがにきれいである。
でも、電波の届かない難視聴地域の皆さんには目の毒である。
そこで、せめてもの救いとして、会場の出口側にブースを出展したJANISは、電波が来なくても
通信回線があればフルハイビジョン放送をこれだけきれいにIP方式で見れますよ、という近未来の姿を披露した次第。
帯域は7Mbpsである。しっかりエンコードできればフルハイビジョン放送をわずか7Mの帯域でも驚くほどきれいに再生できるのである。
リアルタイムエンコードでもこのような画質を確保できるかどうかが今後の課題となるが、H.264という圧縮技術はほぼ実用域に達しており、
あとはエンコードサーバの処理能力をどこまでUPできるかにかかっている。CPUの高速化の歴史をみれば2年もすれば何の問題もなくなるであろう。
うまくいけば、ADSL回線でもハイビジョン放送を画質劣化なく見ることが可能となる。
疑っている方は、明日もフェアがありますので、会場で自分の目でお確かめください。これだけでも来場の価値有り。
3.Web会議システムJanisMeeのデモ。
このシステムは日本ユニシス情報システム㈱が三井物産㈱と㈱ブイキューブブロードコミュニケーションとで協同で開発したもので、
JANISはそのOEM供給を受けて自社ブランドでASPサービスを予定している、パソコンを使った多地点ブロードバンドコミュニケーションシステムである。
赤坂のフェア会場と香港と米国ロサンゼルスと渋谷と長野をつないでのデモンストレーションを実施。
県WANを受注したら、県庁と各市町村や各出先機関間をWeb会議するシステムとして納める予定であり、
多くの皆さんにその操作性を実感していただきたいものである。
4.超小型映像配信サーバとその管理システムのデモ。
このシステムはNECさんが開発したもので正式発売直前のピカピカの新製品である。
タバコ2つくらいの大きさの小型サーバにLinuxをベースとしたWEBサーバ機能その他が詰め込んであり、外部カメラやセンサーやスピーカなどを入出力できる。
画期的なことは、有線LANだけでなく無線LANやPHSやFOMAなどのモバイル系でも接続できることと、サーバ本体価格の安さであろう。
水位監視や地滑り監視や雪崩監視など防災用に使える他、様々な監視用途にも使えるはずである。
センター側から集落に対して音声出力端子を介してスピーカに音声同報も可能であり、防災無線用にも利用可能ではないかと思われる。
5.ADSLでも十分実用的な簡易テレビ電話システムTeleBB1000のデモ。
こちらは3回目の出展となったが、聴覚障害者の皆さんが手話用に使える、ということで再度展示した次第。
電話がかかってくると付属のフラッシュが点滅し、聴覚障害者に優しい機能が付加され、レンズも高性能化して画像が一層きれいになった。
今年のJAINSブースは例年になく垢抜けし、やっと一人前の事業者として皆様に商品をご案内できるまでになった。
お祭りは賑やかなほうが良いではないか。地域情報通信事業者もまだまだ捨てたもんじゃない。
投稿者 佐藤 : 19:06 | コメント (0) | トラックバック
県WAN提案内容
6月6日に県庁で選考委員の皆さんの前で県WANのプレゼンをしてきた。
100ページを45分で説明するのであるから、駆け足にならざるを得ない。
JANIS提案内容が他社とどう本質的に異なるのか、十分ご理解いただけたか、心配ではある。
お約束どおり、ここで、JANIS案のポイントを列挙してみたい。
1.提示された公共分野のアプリケーションニーズを満たすだけのミニマムの構成を組んで費用を最小化しないと
価格重視の入札では勝てないことは承知しているが、それでは公共専用ネットでしかなく、220万県民のためのネットワークとはならない。
JANISは今回提示以外の利用者にもブロードバンドサービスを提供可能なインフラとした。
それが長野県のためであり、我社のためでもあると信じて設備投資したが、入札で勝つか負けるか、結果は14日に出る。
2.既に全県下でMPLS-VPNサービスを提供しているが、今回は警察関係からレイヤー2以下でのサービス提供を、
という条件がついたため、レイヤー2サービスも可能な広域イーサネットシステムとした。
5年前から拠点数では全国でも最大規模のMPLSネットを稼動させているが、顧客ニーズがレイヤ2である以上、
そのサービスも用意しなければならない。
うわさによると、他社はレイヤ3機能を網サービスとして組み込んでいるとか、、
真偽のほどは分からないのでこれ以上のコメントは差し控えておきたい。
3.広域イーサネットシステム構築にあたっては、ループ回避、ARPトラフィック削減、レイヤー2でのトレース機能、
レイヤー2でのpingが可能となる、EoE機能を有する国内で最も稼動実績のある日立電線製のApresiaシリーズを選定した。
EoEあるいはMACinMAC機能をどう評価するか、審査員にその意義が伝わったかどうか。
4.駐在所などを除けば、ほとんどの拠点は複数ネットワークが存在することから、各拠点でネットワークを多重収容するために、
拡張VLANスイッチを末端まで設置し、そのスイッチまでを事業者管理とした。
これにより、ユーザは業務追加の都度回線や機器を追加する必要がないだけでなく、
ユーザ側LANでIEEE802.1QのVLAN運用をしたままそれらのVLAN間通信をすることもでき、
もちろんユーザ側LANで.1Q運用をしなくとも、拡張VLANスイッチでVLAN化してくれるのである。
通信事業者が局にて管理するスイッチを全ユーザ拠点まで張り出した、と考えていただきたい。
5.県内基幹回線は4プール構成とし、速度は需要に応じて増速できることから、当面は2ギガないし10ギガbpsとした。
いずれもNTT局間中継光ファイバを借りて、19局に高速コアスイッチを設置し、
障害発生時にはMMRPリングプロトコルにて瞬時に逆回りに切替わるようにした。
すでに半年以上JANISで稼動しているがこれまで障害は皆無である。
6.19局の基幹局から周辺の一般局までは、1ギガbpsで11ループの支線系回線を構築。
この支線系回線もNTT局間中継光ファイバを借りて、73の一般局にエッジスイッチを設置した。
支線系ループにもMMRPを適用し障害時に逆回りで基幹局コアスイッチに到達できるようにした。
当たり前といってしまえばそれまでであるが、地方では出し渋り気味のNTT局間ダークファイバを、パズルを解くようにして
なんとかループ回線を設計し、安全性を高めた次第。
7.局から拠点までのアクセス系回線は可能な限り光回線とした。
二重化を要求している拠点には、光+光のアクセス系二重化と、光+メタルのアクセス系二重化まで対応した。
回線が二重化してあっても収容局のスイッチが同一では故障時に両系とも切断となるので、
各アクセス系回線はMMRP接続した異なるスイッチに収容した。
そこまでやるの!という議論もあったが、二重化拠点は限りなく全経路、機器を別々に用意した。
8.不正アクセスやDDos攻撃対策として、IPSやIDSを要所に設置し、しかもその監視をラック社のJSOCに支援してもらうこととした。
最強のプロ集団の援軍を得て迅速な対応を取ることとした。
セキュリティイはどこまで対策してもキリがないが、生半可な対策では効果が出ないことも事実。
わが社だけではネット上の脅威を防ぐにはパワー不足と判断し、プロ中のプロに依頼した。
9.局から5km8km先の、Bフレッツなど10年先までサービスされないような山奥にある公的施設も今回の接続対象拠点となっている。
そこまで光を敷けば1000万や1500万円はかかる。
当面は最大利用可能速度が1メガbpsで最低でもその10%程度は確保、というのが県の仕様である。
さて、ここで迷った。
当面は1メガbpsや100Kbps程度しか利用しない拠点に対して、他社は「全て光化します」との回答らしいが、
数億円以上のお金をそこに費やして、誰がその費用を負担するのか冷静に考えて、 JANISは敢えて、
県民の税金からなる事業のコストを下げるべし、という判断から、「全ての光化」はあきらめ、
相応の速度しか要求しない一部拠点にはメタル回線も使うように設計した。
結果、入札価格は相応に下がったわけであるが、開札前なのでその効果をご理解いただけない審査員からは
「光化が基本方針のはず。NTTから借りればいいではないか」と攻めてきた。
DSLの老舗であるJANISとしては、光化至上主義を単純には受け入れられない田舎の事情を憂慮して
随分前からTTCにてSHDSLモデムの社会的価値を訴え続けてきたこともあり、
まだ利用価値のあるメタル回線を複数本束ねて高速化できるモデムを利用することとした。
しかし、ADSLは品質も速度も出ないのではないか、というごもっともな質問をいただいた。
そこで、弊社が使用する業務専用のSHDSLモデムの速度グラフを示してご説明申し上げた。
ちなみにTTCで速度競争論を展開していたDSL事業者はどこもこのSHDSLに興味を示さなかった。
光を敷けない田舎でしか利用価値がなく、大手DSL事業者は儲からない田舎は眼中にないので、当然ではある。
全国隈なくBB化とか、UIBN構想とか総務省も世界一を目指して頑張ってくれているが、
地域間格差を拡大させないために、田舎の通信事業者や利用者はもっともっと知恵と汗をかかなければならない。
自分たちの環境は自分たちで何とかしなければ置いてきぼりを食うのである。
光がメタルよりいいことは誰だってわかっている。
問題はその敷設コストをどう回収するかであり、だからNTTだってあれだけ大宣伝しているBフレッツを
儲からない田舎では一切エリア拡大しないのである。あと4年経っても3000/6000万世帯しかカバーできない。
入札で競争させれば、競争原理が働いて山奥まで光ファイバを敷くはずだ、という発注側の期待は理解できるが、
わが社は敢えて、その分を県民の税金負担軽減に転嫁させていただくこととした。
このことで審査委員の評価点数が下がり、受注できなかったとしたら、正義の負けであり、資本力の負けである。
最後に所感を。
今回の県WANはそもそも、県民のための情報基盤整備を、という平成13年召集の研究会提言を受けて
やっと実現するものである。その精神は、県内のあらゆ利用者が享受できるネットワーク整備であった。
今回の県WAN仕様は、そのうちの公共ニーズに絞った整備であり、県主導の公共ニーズを需要の下支えにして
各通信事業者が自社の通信基盤を整備し、その基盤を生かしで県民への通信サービス拡大を図って欲しい、
というのが、県側の期待である。
そのため、県WAN受注事業者は自社が受注したらどういう波及効果が出てくるかの提示を求められており、
その配点が非常に高いのである。
600箇所の公共拠点に光ファイバを敷設して公共機関への高速通信サービスを提供できる副産物としては、
なんといっても県内全市町村までの通信網整備が挙げられ、結果、全県、全局でレイヤ3サービスに加えて、
レイヤー2広域イーサネットサービスをご提供できることが我が社にとっての最大の県民への波及効果で
ある。
裏返すと、これだけでは、局から家庭、会社までのアクセス系光回線整備ができたわけではなく、県WANを受注した
からといって、一気にFTTHエリアが増えるわけではないのである。山の中まで光回線を敷設できる効果は
それほどないのである。そのことは6日のプレゼンの時に何度も正直に申しあげた。
しかし、県WANを受注できれば一気にFTTH化をすすめられる、と胸を張った事業者があったそうである。
そういう張ったりは我が長野県の選考委員の皆さんには通用しないと信じたいが、どうだろうか。
公共拠点は、単純平均すれば、1市町村には600÷80=8拠点であり、
そこへの光回線敷設のついでに集落全体への光回線敷設が副産物として出てくることはあり得ない。
駐在所に光ファイバを1本敷いたら村全体のFTTH化が進む、と言っているのと同じである。
そんなに簡単にFTTH化が進むのであれば、2010年を待たずに、我が長野県はあっという間に
全地域でBフレッツサービスが可能になるはずだ。
もしそれが事実なら、公共ネット先行による全県光化という信州方式の秘策が全国に広まるであろう。
そして、それば同時に、資本力のない地域通信事業者はどう頑張ってもNTTなど大手には勝てないという
全国の地域ISPに対する死刑宣告でもあるのである。
競争のない一社独占の社会がばら色かどうか、JANISが今回挑んでいる戦いは
これからの日本の通信サービス業界の縮図と言えなくもない。大袈裟すぎたか。。
知恵を出し汗もかいたが、圧倒的な資本力の差で撤退となるのはまことに不本意である。
地獄の沙汰も金次第、全ては14日の開札にかかっている。
勝ったら、JANISを褒めてやってください。
スライドは100ページありますが、公開できそうなものを選んでUPしました。
21枚のスライドpdf
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2006年06月03日
JANIS事業の感謝慰労会
久しぶりのblog更新である。
ここ数ヶ月は、県WAN受注対策に時間をとられて、寝る時間も惜しい程の生活をしていた。
5月30日に100ページからなる提案書と、入札価格を無事提出できた。
6月1日には、その提案書作成の慰労も兼ねて、お世話になった各企業の皆さんにお集まりいただき、
以下の趣旨で、100名ほどで盛大な感謝慰労会兼県WAN受注決起大会を開催した。
JAオンライン用X.25自営パケット網が実に14年間稼動し5月2日で引退。
JANISネットが平成9年にサービス開始以来、10周年。
JANISネットが平成11年に全国初の商用ADSLサービスを開始以来、7年。
JANISネットが平成13年に自営MPLS網にて稼動以来、5年。
JANISネットが日経地域情報化大賞2005でインターネット協会賞を受賞。
JANISネットの県内基幹網が、広域イーサネット基盤上にて安定稼動中。
JASTEM金融オンライン端末(未だにX.25)が、5月8日からIP変換装置経由でJANISネット上で無事稼動。
そして、新たな事業としての県WAN受注に向けた提案書完成。
過去を振り返って感慨にふけるのはリタイア後の楽しみにとっておこうと思うが、
NEC製のX.25自営パケット交換機NP140、NP130、NP120が14年間稼動できたことは特筆である。
世の中ブロードバンドだなんだかんだ言っても、金融オンラインのトランザクション処理が必要とする帯域はしれており、
設計思想とハードウエアと保守体制がしっかりしていたので、通常の2サイクル分以上も稼動できたのである。
この交換機は博物館行きにしたいくらい、JA長野県にとっては感謝感謝の通信機器であった。
時代はX.25からTCP/IPに代わり、そのIPネットワークも、MPLS網に加えてレイヤー2の広域イーサネット上にて稼動しつつあり、JANISネットの歴史はそのまま通信技術の進歩の歴史とも符号する。
X.25ネット構築以来、14年間、多くの皆様のご支援で今日まで来ることができた。
14年前にX.25構築のキックオフ会でNECの都筑部長さんにお言葉をいただき、
14年後の慰労会でその現執行役員の都筑さんからご挨拶いただけたことは実に感慨深いことである。
そのほか、SI業者としてJANISを支え続けてくれた、NTT長野支店の佐野支店長さんにも
いろいろな立場があるなかでご列席いただき、ご支援のエールをいただいたことに感謝申し上げます。
NTTのJA担当チームは、JANIS支援の功績で、なんとNTT東日本社長表彰を受賞されました。
DSLモデムベンダーであるソネットの小林代表取締役からは、東京メタリックの裏話やSBB孫社長とJANISとの関係など、
業界関係者にとって酒の肴になりそうなエピソードをいくつも披露していただきました。
そして、次のJANISネットを支える中核機器となる広域イーサネット用スイッチをご提供いただいた
日立電線の西山事業本部長さんからも、全面的ご支援のお言葉をいただき、感謝申し上げます。
ということで、2006年6月1日の弊社ネットワーク事業慰労会は、盛大な決起大会となって閉会した。
これからのJANISネットの運命は、6月6日のプレゼンと、6月14日の開札にかかっているのである。
投稿者 佐藤 : 14:49 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月18日
県予算案に高速情報通信ネットワーク整備事業が再提案
17日に県から平成18年度当初予算案の概要が発表された。
昨年12月県議会で否決された「県WAN整備」事業が再度、以下の通り盛り込まれている。
(http://www.pref.nagano.jp/keiei/zaiseit/yosan/tousho/h18/katei.pdf の企画局案件)
事業名:高速情報通信ネットワーク整備事業費(信州モデル創造枠予算)
予算額:80万9千円、債務負担行為(24億3190万円)
事業内容:ITの利活用により県民サービスの向上を図るとともに、事務処理の迅速化・効率化を進めるための高速情報ネットワークを整備し、平成19年6月より約5年間運用する。
80万円は、事業内容の妥当性確認と発注先業者選定のための選定委員会費用であり、有識者などによる公開審査を経て決定される通信事業者が平成19年6月までに県内数百箇所を高速で結ぶネットワークを構築し、およそ5年間で25億円弱の利用料でサービス提供する、というスキーム。
昨年12月議会に同じ提案をしたところ、「ネットワーク事業そのものは反対ではないが、事業内容の精査ができていないこと(議会への説明不足とのご指摘)と、選定委員会の構成に疑念がある」というような判断で否決されてしまった経過がある。
議会内には、「県自ら構築したら100億円くらいかかるところを25億円と格安の費用で高速情報通信網を活用できそうなので、事業化それ自体には反対しない」という声もあったらしいが、そのような回線費用節減による県民益効果が議会全体に十分ご理解頂けないまま、12月議会では継続審議となってしまった。
業者選定経過をガラス張りにすべき、ということから選定委員会を作って選定経過を公開するわけで、
選定委員会には議会側が推薦した人、あるいは技術的に審査能力をお持ちの議員さんにも直接参加してもらうというのは、どうだろうか。皆が納得してスタートした方がいいではないか。
数年前に全国の過半数の県で展開された「県内情報ハイウェイ構想」は、ほとんどが残念な結果になっていると聞く。
NTTや電力系大手通信事業者に丸投げして高い料金を払い続けていたり、
幹線しか整備せず、支線系やアクセス系回線がないために幹線を有効活用できていなかったり、
民間開放と言いながらも、民間が利用するには品質面やサービス面で環境整備が不十分であったり、
いろいろな原因が考えられるが、
アクセス系まで含めたネットワークを安価に構築するには、「ひとひねり」必要である。
今回の県のネットワーク構想には、そういう工夫がいくつも散りばめられており、これが実現すれば他県の模範となるようなネットワークになるに違いない。
セキュリティとクオリティを確保しながら、あらゆる業務を多重化し、エンドtoエンド通信を、高速で、安価に提供するサービスであり、その実現に向かって努力していきたい。
投稿者 佐藤 : 17:13 | コメント (0) | トラックバック
2005年10月03日
JANISが地域情報化大賞2005でインターネット協会賞を受賞
JANISが推進する信州ユニバーサルブロードバンドサービスが、日経地域情報化大賞2005でインターネット協会賞をいただきました。
こちらがそのお知らせで、
こちらが紹介スライドのPDFです。
これまで何度もあちこちでご紹介してきたスライド集ですが、
最後の数枚は、次期県WAN受注に向けてのJANISの拡張計画のサワリです。
あまり細かく記述すると差し障りが出てきそうなので、今回は概要だjけですが、
全市町村まで1ギガbpsのEOE拡張VLANサービスを展開するという壮大?な計画で、
L2でもL3でもMPLSでもなんでもござれ、というウルトラサービスをウルトラ価格で提供予定。
こういうサービスを提供できるのも、これまでの信州ユニバーサルブロードバンドサービス構想の積み重ね。
何年もかかって、やっとここまで来た!というのが本音。ゴールまであと一息か。
投稿者 佐藤 : 17:59 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月27日
『あるものは何でも使おう』の精神でブロードバンドを整備
【CANフォーラム共同企画】地域情報化の現場から 第22回
「『あるものは何でも使おう』の精神でブロードバンドを整備~長野県協同電算(JANIS)の挑戦~」
こういうタイトルのレポートを、日経メディアラボ所長/慶応義塾大学大学院特別研究教授の坪田さんと、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程の藤井さんからいただきました。以下の日経デジタルコアのHPにあります。
http://www.nikkeidigitalcore.jp/archives/2005/09/22janis.html
読んでいて、気恥ずかしいくらいにヨイショが多いのですが、
これまで「信州ユニバーサル・ブロードバンド・サービス」をどうやって手塩にかけて育ててきたかの一端を紹介してもらえました。
本邦初の地上波放送IP再送信サービスを実証実験中の栄村をご案内して、
難視聴に悩む地域の実態とIP放送の有効性をご覧いただいたついでに、
JANISのブロードバンド事業の経過を知ってもらった次第。
我々にとっては必然であった 法人向けのビジネス用通信施設のマス向けサービスへの利用。
だが、そんな発想や行動をとった事業者がこれまでは存在しなかったようだ。
藤井さんからは、今後のユニバーサルサービスへの叱咤激励をいただいた。
そうなると、どうしてもこの事業を不動なものにしたくなる。
全国どこにもない、地域完結型、地域情報化事業。期待していてください。
この続きは、10月3日の日経新聞全国版でご覧下さい。
投稿者 佐藤 : 23:55 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月26日
新世代情報通信フェア2005でのプレゼン資料
新世代情報通信フェア2005が5月26日・27日と長野市で開催された。
JANISネットは例年通りブース出展と、ミニプレゼンテーションを行った。
今年のプレゼンテーションのテーマは、
「信州ユニバーサル・ブロードバンドサービスに向けての最新技術と事例のご紹介」
以下がそのスライドです。
スライド前半22枚(1056KバイトのPDF)
スライド後半21枚(1109KバイトのPDF)
今年のデモ展示の出し物は、
1.企業法人向けの格安IP電話システム
実際にPBXや電話を持ち込み、4chTA経由でIP電話を実演
月額わずか2400円の基本料料金で、4ch分のPBX-IP電話が実現。
2.会場状況のインターネットへのライブ配信
ビデオカメラの映像音声をその場のエンコードパソコンでエンコードし、
それをJANIS県センターの配信サーバ経由でインターネットに実況中継
www.janis.or.jp/ のTOPページにリンク設定し、多くの人にライブ配信。
これを、「どこでもお出かけライブ配信サービス」として売り込む。
3.IPテレビ電話 teleBB1000、teleBB3000
ADSL回線でも十分実用的な、テレビで話す簡単IP電話。
フレッツフォンとの最大の違いはテレビに映すことと、メタル線でも実用的なこと。
4.最新xDSLシステム
実際に500mのメタル回線を会場に持ち込んで速度測定。
VDSLモデムは、500mでも 53Mbpsも出ている。
本邦初公開となる、SHDSL2機種。
世の中 光、ひかり、ヒカリと騒いでいるが、実際には光の当たらない条件不利地域は県内に山ほど残っており、そこでどうやってに高速サービスを提供するかも重要な課題である。
JANISはメタル回線でも上下双方向とも2Mbpsや、4Mbpsまで確実に出せるSHDSLに注目し、その最新機種をソネットさんの協力で展示、実演。
その他のJANISの初物としては、
JA長野県ビルで6月から予定しているインターネット会議室構成
木島平村で4月から開始されたFTTHによるCATVとIP通信システム
DFを借りられない地域でのJANIS自設光接続サービス
などなど。
投稿者 佐藤 : 19:57 | コメント (0) | トラックバック
2005年02月28日
JANISの広域イーサネット計画記事
![]()
日経コミュニケーションの3月1日号で、
JANISの広域イーサネット計画が記事になってます。
ちなみに3月15日号の予告をみると、
「光ファイバは誰が引くべき?」という極めてホットな特集のようです。
投稿者 佐藤 : 23:50 | コメント (0) | トラックバック
2005年01月21日
JANISの県内基幹網を2Gbpsの3ループ化に更改
平成13年度より整備したJANISのMPLSネットワークをより安全、高機能、大容量対応可能に改善し、利用者サービスの向上に努める事業に着手することとした。
1.現状の課題
① ネットワークがスター型のために一部業務を除いて回線に迂回路がなく、台風や地震などの災害や回線断などの障害に弱い。
なお、JAオンラインは64KbpsISDN回線でバックアップできているが、その他の業務やユーザ様用に、より広範なバックアップシステムとする。
② 機器保守や工事によりネットワークサービスを停止する機会が多くなり、利用者サービスが低下してしまう。
③ IP電話化の普及拡大により、ネットワーク障害で電話がつながらなくなる事態を極力回避する必要がある。
④ 通信事業者としてのJANISのサービス内容(機能面、品質面)がNTTなどの競合他社に比べてきめ細かでない。
⑤ 利用者、アプリケーションの増加による将来のトラヒック(通信データ量)増に対応できるだけの拡張性を確保したい。
2.改善方針
① 災害に強い迂回路のあるネットワークとして、県内基幹系回線をループ化(輪)構成にする。
② 第2層による広域イーサネットサービスを展開可能とすることで、ネットワークに競争力と付加価値をつける。
③ 広域イーサネットサービスの最新技術であるEoE(イーサネット・オーバー・イーサネット)技術を採用し、MACアドレス増大による運用負荷を軽減し、ネットッワーク異常検出機能により大規模ネットワーク障害の未然防止をはかる。
④ 将来のトラヒック増に対応するため、帯域を1ギガbpsから2ないし10ギガbpsに大容量化し、更に将来の全面10ギガ化への拡張性も確保する。
⑤ 当面は県内主要拠点間をつなぐ基幹系回線に第2層LANスイッチを設置するが、支線系回線は利用者ニーズに応じてその都度、第2層LANスイッチを設置していく。
⑥ 基幹系回線だけでなく、支線系回線も可能な限りループ化(輪)構成にして、安全性を強化する。
⑦ 現行稼動している第3層でのLANスイッチ(MPLSルータ)はそのまま継続利用する。MPLSコアルータ over L2-EOEスイッチ という極めて高機能な構成となり、どのような要求にも対応できる基盤が確立する。
3.構築予定時期
平成17年2月から平成17年8月末
投稿者 佐藤 : 20:09 | コメント (0) | トラックバック
JANISネットの広告資料
JANISネットの全容が簡潔にわかる広告宣伝用資料を作成しました。
これで、JANIS全容の最新状況がわかるでしょう。
ちなみにこれは小生の手作りです。
投稿者 佐藤 : 14:39 | コメント (0) | トラックバック
2004年10月26日
JANISネットの法人様向けBBサービスのご紹介資料
10月25日に、テレコムサービス協会信越支部主催による、情報通信セミナーが開催された。
以下にその時に配布したJANISネット分の資料を、PDFにして8部に分けて掲載します。(一部プロジェクターでの説明のみにしたページはカットしてあります)
ユーザとしての「JA長野県」のネットワーク構築事例
法人様向けのネットワーク構築技術
JANISネットの法人様向けサービス体系
JANISネットによるVPN構築事例
JANISネットによるソリューション事例
JANISネットの内部構造
JANISネットの拡張計画
JANISネットの特徴、まとめ
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このセミナーでは、NTT東日本殿、中部テレコミュニケーション殿、JANISの3社が
自社のサービス内容、価格、事例、技術動向、体制などについて宣伝合戦を繰り広げた。
単なるカタログ内容の紹介でなく、県内BBの実態をどう捉えているか、今後主流となる技術は何かなど、久しぶりにためになるセミナー(自画自賛)であったと思う。
本当は民間企業や自治体などの利用者に売り込みたかった内容であったが、テレサ協主催ということもあり、参加者は提供側の同業者が多く、手の内を明かすような内容は話しづらかったが、JANISの全てを正しくお伝えできたのではないか。
11月5日には、県主催の「高度情報化シンポジウム」が予定され、そこではユーザサイドに立ってのBB活用構想や通信サービス側への要望が出される予定であり、この2つのイベントに参加することにより、需要側と供給側の両サイドの実情と課題が浮き彫りとなり、今後の県内BB環境のありようが明確化してくることでしょう。
知事にお願いして県内の高速通信網のあり方を検討する研究会を数年前に立ち上げ、2年前にはその報告書を県に提出し、県とともに如何にして県内高速通信網を整備するかを検討してきたが、技術の進展や民間企業の通信サービスの高度化はどんどん進み、数年前とは事情が異なってきている。
従って、今回3社が主張するとおり、他県のように県が自ら設備する情報ハイウェイ構築は不要となっており、これらの通審事業者の提供サービスを県民としてどのように利用していくかが今後の課題となっている。
個人的には、県が主導する組織では、県が主体的に関与すべき分野(行政ネット、学校間ネット、公的ネットなど)の需要とりまとめと利用事業者決定までを行い、それ以外の分野の需要とりまとめや利用事業者決定には関与すべきではないと思う。
9月補正でのデジタルディバイド解消事業は大いに評価でき、このように、民間ベースではなかなか整備が進まない分野を企画調整するのが、県の役目ではないか。
投稿者 佐藤 : 15:16 | コメント (0) | トラックバック
2004年10月05日
ロングリーチVDSL紹介記事
YAHOO Internet Guide Ⅱ 11月号の記事
業界のジャーナリストである あの 山崎潤一郎さんがわざわざ長野市まで来られ、
JANISのVDSLを取材して書いていただいた 4ページもの。
高速インターネット入門シリーズで、60MロングリーチVDSLの凄さに迫っている。
YAHOO、ソフトバンク出版なのでその関係の宣伝記事ばっかしかと思いがちだが、
雑誌全体は極めてノーマルなまじめな記事が多く、1冊ただでもらって得した気分。
で、肝心の記事の中身は、、買って読んでください。
今回は佐藤も顧問の平宮も、顔写真は無しです。もう見飽きた顔ですからね。
図1のLR-ADSLは LR-VDSLの誤植です。
図2に距離と速度の関係が、本邦初公開されてます。
その他、局設置DSLAMの写真やら、おまけにJANISのVOIPサーバの写真も。
投稿者 佐藤 : 22:16 | コメント (0) | トラックバック
2004年07月27日
8月から、固定グローバルIPアドレスを標準で提供
インターネットに接続するためには、IPアドレスが必要ですが、JANISではこれまで性格の異なる2種類のアドレス体系(プライベートIPアドレス体系とグローバルIPアドレス体系)を提供してきました。
JANISのセキュリティ機能により安全性を確保する固定プライベートIPアドレスを標準でご提供し、インターネットとの直接的な接続により高度で柔軟性のある利用が可能となる固定グローバルIPアドレスをオプションで提供してきました。
固定グローバルIPアドレスを利用することにより、自宅や自社内のサーバ、カメラやテレビ電話を容易にインターネットに公開することが可能となり、グローバルIPアドレスは情報発信をより積極的に行いたい利用者向きのアドレス体系です。
そこで、8月から、従来はオプション料金が必要であった固定グローバルIPアドレスを標準で選択可能と改定いたします。
ADSL接続、CATV接続の場合、追加IPアドレスは、グローバルIPアドレスもプライベートIPアドレスと同様、1個あたり月額200円(税別)と改定いたします。
投稿者 佐藤 : 00:24 | コメント (0) | トラックバック
2004年07月26日
8月から、Webmailサービス、遠隔ファイル管理サービス開始
8月より、月額100円で、ブラウザや携帯電話で電子メールを読み書きするWebmailサービスと、ファイルやフォルダーをJANISネットのサーバ内で保管・管理する遠隔ファイル管理サービスを開始します。
(詳細は、http://www.janis.or.jp/adsl/release_webmail.html )
電子メール操作をブラウザや携帯電話から可能とすることにより、インターネットに接続できる環境があればどこからでも自分の電子メールにアクセス可能となります。
同様のサービスは既に複数のISP事業者が提供していますが、JANISWebmailサービスは各種携帯電話から直接利用可能なモバイル機能、迷惑メール対策の学習型フィルター機能、複数メールの一括転送・一括保存機能、セキュリティ対策付HTMLメール表示などの便利な機能が特徴です。
更には、そのWebmailサービスが扱える対象を電子メールだけでなく、写真画像、文書、表計算シート、音楽データ、動画などあらゆるタイプのファイルまで拡張して、自分のパソコン内のファイルをJANIS内で保管・管理することができる遠隔ファイル管理サービスが標準でご利用できます。
この遠隔ファイル管理サービスは、ネットワークを介して情報共有するコラボレーションツールとして、グループ間での利用にも有効な機能です。
なお、このWebmailサービス、遠隔ファイル管理サービスは、当面はJANISネットユーザを対象としますが、近い将来には、JANISネット接続サービスを契約されていない全国のインターネット利用者もサービス対象とする予定です。
接続プロバイダを変更しても一生変わらない生涯電子メールアドレスとしてご利用いただけます。
投稿者 佐藤 : 01:18 | コメント (0) | トラックバック
8月から、速度に応じたADSL料金補償制度の導入
ADSLサービスは回線品質により接続速度が変化することから、速度保証のサービスではなく、ベストエフォート型のサービスですが、同じ料金で速度差がある場合の不公平を減らすべく、8月から、以下のADSL料金補償制度を、全国で初めて導入します。
局設置ADSLモデムとユーザ宅設置ADSLモデム間のリンク速度が低いとの申告を頂き、弊社でのモデム調整で速度改善されないことを確認した場合、実際の下りリンク速度に対応したコース料金に変更します。
(1)スペシャル26Mあるいはウルトラ60Mを申し込んで
リンクアップできない場合は、他コースへ無料でコース変更。
下りリンク速度が1Mを下回る場合は、ライト1M料金とする。
下りリンク速度が2Mを下回る場合は、エントリ2M料金とする。
下りリンク速度が8Mを下回る場合は、スタンダード8M料金とする。
下りリンク速度が12Mを下回る場合は、アドバンス12M料金とする。
(2)アドバンス12Mを申し込んで
リンクアップできない場合は、他コースへ無料でコース変更。
下りリンク速度が1Mを下回る場合は、ライト1M料金とする。
下りリンク速度が2Mを下回る場合は、エントリ2M料金とする。
下りリンク速度が8Mを下回る場合は、スタンダード8M料金とする。
(3)スタンダード8Mを申し込んで
リンクアップできない場合は、他コースへ無料でコース変更。
下りリンク速度が1Mを下回る場合は、ライト1M料金とする。
下りリンク速度が2Mを下回る場合は、エントリ2M料金とする。
* なお、ライト1M、エントリ2M、リーチ1M、リーチ1.5Mコースにはこの制度は
ございません。
投稿者 佐藤 : 01:17 | コメント (0) | トラックバック
8月から、ADSLコース体系、料金体系変更
7月1日から下り最大1Mbpsコースの月額料金を2,400円(有線回線)にするなどの料金改定を実施しましたが、この度のVDSLコース開始に伴い、8月から、下り最大12Mbps以上の高速コースの料金改定を実施します。
* 料金には、ADSL接続料、ADSLモデム使用料、ISP接続料、電話回線重畳料、電子メールウイルスチェック駆除、などADSLに必要な全ての費用を含みます。
* 料金は税別金額
現行料金 8月からの新料金 備考
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NTT 有線 NTT 有線
------------------------------------------------------------------------
ライト1M 2,600 2,400 2,600 2,400 7月改定
エントリ2M 2,900 2,900 2,900 2,900 7月改定
スタンダード8M 3,800 3,600 3,800 3,600 7月改定
アドバンス12M 4,000 3,800 3,900 3,800 8月改定
スペシャル26M 4,100 3,900 4,000 3,900 8月改定
スペシャル45M 4,200 - - - 60Mと統合
ウルトラ50M - 4,000 - - 60Mと統合
ウルトラ60M - - 4,000 3,900 8月開始
リーチ1M 3,600 3,600 - -
リーチ1.5M 3,900 - 3,800 - 8月改定
MVL - 2,500 - 2,300 8月改定
今回の改訂により、
最大1Mbpsの入門コースの料金が、税別2,400円と非常に安くなるとともに、
最大60Mbpsの高速コースの料金も、税別4,000円と価格を抑えて、利用しやすくしました。
回線品質がNTT回線に比べて優れている有線放送回線でのVDSLサービスは、
3,900円と安価な料金で、下り60Mから20M、上り10Mから1M程度の高速接続が期待できる、非常に「安くて、速い」サービスとなります。
投稿者 佐藤 : 01:10 | コメント (0) | トラックバック
8月から、世界最速となるVDSL60Mサービス開始
8月から銅線によるデジタル伝送であるDSLサービスでは世界最速となる、下り最大60Mbps、上り最大10MbpsのVDSL(VeryHighBitRate-DSL)サービスを有線放送回線で開始 します。
さらに、国内の通信技術標準化団体であるTTC(情報通信技術委員会)で、7月22日に一般電話回線での使用も承認されたことから、総務省認可が下り次第、9月からは 一般電話回線でも同サービスを開始します。
VDSLは、従来のADSLに比べて使用する周波数帯域を広くして、上り方向と下り方向の速度を向上させる技術で、これまでは主にマンションやホテル構内等の短距離区間で利用されてきました。
今回新たに導入するVDSLモデムはLR(ロングリーチ)VDSLと呼ばれ、
500mから1.5Km程度の短距離区間ではVDSL本来の高速性を発揮し、
1.5Kmから2.5Km程度の中距離区間では徐々に使用する周波数帯域を狭くし、
2.5Km以遠では従来のADSLと同一使用帯域となる、
回線品質に応じた最適速度自動調整機能を付加した、中長距離回線でも使用できるデジタルモデムです。
LR-VDSLの主な仕様:
下り帯域:138KHz-3.5MHz(DS1)、5.2MHz -8.5MHz(DS2)
上り帯域: 26KHz-138KHz(US0)、 4MHz -5.2MHz(US1)、8.5MHz-12MHz(US2)
参考までに従来のADSLモデムは:
下り帯域:138KHz-1.1MHz(最大12M仕様)
138KHz-2.2MHz(最大26M仕様)
138KHz-3.5MHz(最大45M仕様)
上り帯域: 26KHz-138KHz(最大1M仕様)
26KHz-276KHz(最大3M仕様、距離制限付)
26KHz-483KHz(最大5M仕様、距離制限付)
LR-VDSLは国際電気通信連合ITU-T のG.993.1規格に準拠し、US0バンドを利用することで、従来のADSL機能を包含しており、国内はもとより、世界的にも構内以外での商用サービスはJANISネットが初めてとなります。
LR-VDSLのメリットは、
①局から1.5km程度の短距離回線では、下り最大60Mbps、上り最大10Mbpsの高速サービスが可能
②それ以遠は徐々に速度低下するが、遠距離でも接続できる。
③上り帯域を下り帯域と重ならないように138KHz以上を使用しないため、既存のADSLユーザへの漏話干渉による下り速度低下問題を解決している。
展開スケジュール
8月1日から: 伊那有線各局でサービス開始
8月下旬から:県内各有線放送で順次サービス開始予定
9月から: 県内各一般電話回線で順次サービス開始予定