2011年01月21日

JANISの新サービスは全国規模へ

久しぶりに更新します。
2年前から全国農協中央会(JA全中)で、全国のシステム化支援の仕事をさせてもらっていますが、
当時から開発に従事していた全国JA総合ポイントシステムは、2011年1月末現在で12県25JAに導入され、
今年8月末には16県、約50JAの導入見通しとなりました。

立ち上げ当初のシステム開発・機能拡張は一区切りにして、今年は利用県、利用JAの拡大に向けて
導入検討県への推進と導入支援のウェイトが高くなりそうです。

一方、これとは別にJAグループ情報システムの全国共同運用センター構想が進展し、
昨年暮れの共同運用業務受託県センターの全国機関決定に引き続き、昨日は第一号の委託県が正式に県内機関決定をしたことから、
今後はこの全国共同運用センター構築支援業務にも携わることになりました。

JAの情報システムは大きく分けて以下の3つのパターンになっています。
 信用業務、共済業務、総合ポイントシステムは、全国連で開発・運用
 購買・販売などの経済業務は、各県で開発・運用
 会計・管理業務は、SAPR/3を利用して全国連で開発、各県で運用。

全国共同運用センターでは、当面は、このうちのSAPR/3を利用した会計・管理業務、購買業務の運用を担いますが、
JAグループ全体の情報システムが、これまでの各県個別開発・運用から全国共通のシステム開発・運用に徐々に移管していく流れからすると、
全国共同運用センターが担う役割はこれから益々膨らんでいきます。
委託県のすべての情報処理サービスを引き受ける場合も出てくる可能性があります。

今風な表現をすると、
全国共同運用センターが、プライベートクラウド方式によって、全国のJAに対して情報処理サービスを提供する、ことになるわけです。
さまざまなハードベンダーやソフトベンダーが先を争うようにしてSaaS,PaaS,IaaSに参入してくるなかで、
JAグループは自らの組織内にベンダー非依存を目指したプライベートクラウドセンターを構築する、という壮大な事業に着手したわけです。

本日1月21日の日本農業新聞で報道されたとおり、
その全国共同運用センターには、昨年12月の全中理事会で㈱長野県協同電算が承認されており、
昨日委託を機関決定した第一号県は東京都であります。

皆さんご存知のように㈱長野県協同電算はJANISというインターネット接続サービスも提供していますが、
これからは、JA Nippon Information Service も提供することになります。

私は長い間、長野県内でのJANISサービスに従事してきましたが、
今年からは全国を相手にした新たなJANISサービス構築にも従事いたしますので、
旧倍の御支援を何卒よろしくお願いいたします。

蛇足ながら、全国相手のプライベートクラウドセンターを構築するわけですから、各県と長野県を接続するネットワークが必要であり、
JA Nippon Intranet Systemの構築運用も㈱長野県協同電算の守備範囲であります。

1月21日付けの日本農業新聞の記事は、こちらのpdfをダウンロードしてください。

投稿者 佐藤 : 06:00 | コメント (0) | トラックバック

2009年01月03日

謹賀新年2009

謹賀新年
本年もよろしくお願い申し上げます。

昨年12月から、JA全中という全国組織の情報システム対策室に出向しました。
これまでは、長野県内のJA組織の情報システム化や県内ISP事業に従事してきましたが、
これからしばらくの間は、全国JA組織の情報システム化や全国統合ネットワーク構想策定のお手伝いをすることになり、WeekDayは大手町のJAビルに勤務しています。
長野県の感覚や常識が全国的にみてどうなのか、井の中の蛙を脱却して最後のご奉公です。

全国的にみて、各県のJA電算センターで地域ISP事業を展開しているのはJA長野県だけ。
県下に展開する数百のJA店舗まで100Mbpsの自前光回線を敷設しているのもJA長野県だけ。
農家への総合的な情報をインターネット黎明期からアグリネットとして提供してきたJA長野県。
単なる接続事業としてのISPサービスではなく、組織と利用者間のコミュニケーションを重視し、
農業情報、地域情報とセットで「信州ユニバーサルブロードバンド」を目標にISP事業を展開してきたJA長野県、JANISネット。

これら長野県での貴重な経験を全国構想に生かすのが私の使命ですが、
本家であるJANISがこの理念を追求し続けることは言うまでもありません。


投稿者 佐藤 : 10:00 | コメント (0) | トラックバック

2007年04月16日

人事異動で新部署に

久々の更新です。
3月4月と色々あって、その経過をここに掲載すると面白い記事になるのですが、
関係する皆さんも大勢いらっしゃいますので、もう少し風化するまで大人しくしています。

それでもこれだけは白状しておかねばなりませんので、遅くなりましたが近況報告します。

この4月から、5年間務めたネットワーク部長を後任の唐沢新部長にバトンタッチし、
新設の開発企画部長に移動となりました。
プロバイダ事業を11年前に立ち上げ以来ネットワーク関係の仕事に専念してきましたが、
会社の都合により、ネットワークを提供する側からネットワークを利用する側への移動です。
長い間、関係する皆様には大変お世話になり、誠にありがとうございました。

まだまだ自分史を書くつもりはありませんが、この11年間を振り返ると、
インターネットの進展の歴史が自分のネットワーク業務の変遷の歴史と符合します(当たり前か)
簡単にいくつか列挙しますと、
 0.平成8年4月     インターネット接続
 1.平成8年9月     ISP事業開始
 2.平成10-12年    WEB型農業情報システム・アグリネット開発
 3.平成11年9月    川中島有線で商用ADSLサービス開始
 4.平成12年12月   NTT電話回線でADSLサービス開始
 5.平成13年2月    NTTダークファイバー利用開始
 6.平成13年5月    豊田村でCATVインターネット接続サービス開始
 7.平成13-15年    自営MPLS網構築、アグリネットのBB化
 8.平成14年2月    全JANISユーザに無償で電子メールウイルスチェックサービス開始
 9.平成15年6月    法人向けシングルスター方式光接続サービス開始
10.平成15年7月    自前設備による050IP電話サービス開始
11.平成15年12月   栄村でアナログテレビ放送のIP再送信実験開始
12.平成16年8月    下り最大60Mbpsの屋外型VDSLサービス開始
13.平成16年8月    WEBメールサービス開始
14.平成17年4月    木島平村でFTTHサービス開始
15.平成17年11月   JANISネットとしてインターネット協会賞受賞
16.平成17年12月   自営広域イーサネット網構築開始

ネット事業でやり残した案件が多数あり、足を洗えるかどうか悩ましいところですが、
以下のうち、いくつかは新部署にて継続して対応する予定です。
 1.ブロードバンド条件不利地域へのFTTRサービス提供
 2.県内全域での広域イーサネットサービス提供
 3.H.264/AVC方式でのIPマルチキャストによるデジタル放送再送信サービス提供
 4.FTTHによる地域情報網整備への積極的な参画
 5.CATVインターネットでのマルチISPサービス提供
 6.有線放送電話の後継としてのVOIPによる地域電話網サービス提供
 7.JANISネットの県外進出検討
 8.無線LANサービス提供
 9.農業情報システムの高度化
10.通信分野におけるドミナント規制のあり方議論

開発企画部では、これまでインフラ整備してきたJANISネット上でどのような情報処理サービスを
提供していくかを企画することになっていますが、
10年以上APL開発の現場から離れていたため、ツールや手法の細かな技術は浦島太郎になっています。

なまじっか知らない方がマネージメントし易い、とアドバイスしてくださった某ベンダー事業部長
さんもいらっしゃいましたが、頭を切り替えて新分野にのめり込めるかどうか、数ヶ月は自分を
見つめ直す期間になりそうです。

投稿者 佐藤 : 17:00 | コメント (0) | トラックバック