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2008年02月15日

JAIPA「地域ISPの集いin長野」でNGNに宣戦布告

2月15日に (社)日本インターネットプロバイダー協会 地域ISP部会主催の
「第26回地域ISPの集いin長野」が開催された。

 早稲田大学の境客員准教授から「3年後、ISPは何を売るのか」という問題提起があり、

 イー・アクセスの小畑専務執行役員からは、「モバイルブロードバンドで勝負」する意気込みが、

 信州大学工学部の不破教授からは「インターネット大学院の成功事例」が、

 数理技研の東條社長からは「日本は数年前の韓国のように一旦解体して再生し直すべき」との状況認識が、

 そして、私からは「地域ISPとしてのJANISが目指した理念とこれまでの成果」を発表。
     
地域ISPとしてのJANISの農業情報戦略.pdf(4メガバイト)
がその資料。

 頂いたテーマは「農業におけるインターネット活用事例」だったが、その中身の説明だけでは全国から参集されたISP関係者には物足りないと思い、
JANISの歴史を通して地域ISPはどう生き延びてきたか、そしてこれからどうしたいかを提言した。
 
 が、そこで話が終わってしまっては面白くないので、更に、
IPマルチキャストによる地上デジタル放送の再送信サービス事例やコンテナ局でのADSLサービスを通して、条件不利地域へどう貢献するかを示し、最後は、
NTT殿が盛んに宣伝を始めたNGNなる化け物の本質を理解して本気で対処しないと他事業者はとんでもないことになる!という警告でまとめた。

 老朽化した電話交換網をIP化せざるを得ない電話会社が、その設備投資を回収するために、新たに構築する閉じたIP網の上にあれやこれやのデータ送信サービスを付加して垂直統合しようとしている。
水平分散アーキテクチャを標榜しながらも、本音のところは全層サービスによる垂直統合である。

 利益の出そうな都市部の一部でしかIPTVサービスを提供しない、と社長さんが公言している会社に日本全体の情報通信環境整備のイニシャチブを握らせていいのだろうか。

投稿者 佐藤 : 2008年02月15日 22:22

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