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2006年06月28日

県WAN落札業者いまだ公表されず

6月14日に3社の開札があった。あれから2週間経過したが、未だに落札業者が公表されない。
それにしても、○○○○な開札結果であった。
県が公表するまでは真実を話せないが、このような入札がまかり通るならこの国には○○も○○○○も○○も要らない。

シンドラー社製エレベータの被害が官庁関係にも多く出ている。入札制度の悪い面の弊害で、安かろう悪かろうの典型がシンドラー事件である。
一定の品質やサービスレベルを確保するには、それなりのコストがかかる。それをそのまま入札価格に反映すれば負ける場合があるので、ぎりぎりまでコスト削減の企業努力をする。
そこまでは健全である。
しかし、落札したいがために明らかに採算度外視と思料される金額で札を入れたとしたら、どうだろうか。
最低落札価格設定はその品質確保の手段であり、安ければ良いという入札制度には困ったものだ。

昔、1円入札で問題になったことがあった。赤字でもその仕事を受注しておけばその後があるから取り返せる、という企業論理だった。
未来永劫1円でサービスし続けることは民間企業としては無理なので、有利な条件を利用してどこかで元を取るはずであり、その時に実は高い買い物をすることがある。

今回の県WANを格安で落札する事業者は、県庁以外のユーザから取り返さざるを得ないので、県民にとっては高い買い物をすることになりかねない。
できれば他県で回収してもらいたいが、技術的には横展開という意義はないので、それは期待できない。
いろいろな意味で全国の注目を集めている長野県なので、、という広告費にしては高くついているはず。

あの開札結果は、ネットワークコモンズなんていう奇麗事では済まされない意味深い金額なのである。
県予算が節減できた分、県民にそのしわ寄せがいくことがないようにしてもらいたいが、入札は県庁負担分のみが対象で、市町村独自分や民間分は入っていない。

県には、1年前に各社が常識的な価格として設計、提案した金額、内容と、今回各社が出したサービス内容、金額とを比較精査して、
本当にその金額で安全なネットワークサービスを提供可能なのかを吟味してもらいたい。
いくら技術革新が激しいからと言って、1年間で5分の一や10分の一の金額になるのは非常識、不可能ではないか。
それが可能なら、1年前に明細付きで県に提出した金額は何だったのか。県を○したと思われても仕方ない手法ではないか。正直者が○○をみた。

それが可能なら、2010年を待たずに、2007年には県内全市町村でFTTHサービスができるはずである。
信州のような田舎で可能なら、2010年には全国の6000万/6000万世帯で可能なはずである。

仮に格安価格で他社が落札したとしたら、それと同じ価格でJANISへのサービスを要求しようと思う。
県内の全ての企業や個人がそういう要求をしたらどうだろうか。
それを受け入れてくれれば脱帽であるが、そんなことは99.9%有り得ない夢なのである。

うまい話にはご用心を。

3000万/6000万世帯しか光サービスを展開しないようなので、残り3000万世帯の代表として知恵を出していくつもり。
まだ負けてはいないが、この悔しさをバネに、JANISらしく、パイオニア精神で新たな挑戦!と行きたいものである。

投稿者 佐藤 : 2006年06月28日 18:33

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コメント

今日始めてこのブログを読みました。
入札は負けてしまったようですが、技術点、評価点ではダントツ?の一位となっていましたね。ただ気になるのが全体概要が何故点数が低いのか?
他社の資料は、見ていませんが貴社の公開されている内容からすると個人的には決して低い評価とは思えませんし、極めて現実的でバリューフォーマネーを地でいっているような案だと思ったのですが・・・。
小生も仕事柄入札に関しては理解しているつもりですが、良い意味で捉えれば、NT○も自身の不調とDOCOMOの不調とNT○的には必至なのかなと思うこともできますが、この入札って記載されているとおり¥1入札に近いものなのかなとも思いました。
いずれにしましても、本内容により小生昨日ADSL乗り換えを決意し、微力ながらお力になれればと思っております。
今後も益々の御活躍とサービス向上、品質維持など御尽力下さい。
応援しております。

投稿者 job.shiro : 2007年01月05日 11:13

先ずは、JANISへの応援ありがとうございます。
技術評価は県職員と数名の有識者によってされたようです。
細かな採点項目がびっしりあり、採点する側にかなりの専門知識がないと「大学生のレポートを高校生が採点する」結果となりかねない、と感じていましたが。。。

EoE仕様のL2スイッチ採用や、アクセス回線や拠点設置機器まで含めた網としての冗長性確保、
業界で知らない人はもぐりと言われるほどに技術力のあるLACさんのサービスを組み込んだセキュリティ監視・防止システムなど、
玄人が読めば高い評価をいただける提案だと、今でも自信を持っております。
提案書は100ページありますが、公開できそうなものを選んで以下にUPしてあります。
21枚のスライドpdf

全体概要評価は、メタル<<光 と言う印象の影響かと思います。
他の2社はダム管理事務所や自然観察事務所などの遠隔地まで光ファイバーを新規敷設する提案であったようですが、
JANISではそこを県の要求する速度を満たした上で、安価なDSL接続を組み込みました。
ホームユース仕様とは異なり、5km以上の遠距離でも2ペアや4ペア回線を使って上下とも4Mから10Mbps程度を出せるG.991.2 SHDSLモデムでしたが、
その知恵や工夫も、メタル<<光 という印象に負けてしまったようです。

他社も必死なのは判ります。
しかし、ドミナント規制対象の大手がああいう価格で落札するのは、異常と言わざるを得ません。

投稿者 佐藤 : 2007年01月06日 10:40

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