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2005年08月10日

ADSLでの地上デジタル放送実用化への挑戦開始

FTTHでのIP放送が制度的に認可されるならば、ADSLでのIP放送も制度的には同じであるはず。
しからば、地上デジタル放送をADSLで配信した時に、その品質が満足できるものであるならば、難視聴対策としてFTTHに拘る必要はなくなり、
ADSLにより安価で現実的な地上デジタル放送再送信サービスが可能となる。

今回の審議会答申を追い風として、各方面の有識者や技術者さんのご支援とご協力を戴いて、ADSL上での地上デジタル放送実用化へ向けての挑戦を開始したい。

ADSLが光Fに劣るのは帯域・容量であるから、4Mbps程度のADSL回線で実用的な画質を確保できるかが最大のポイントとなる。
圧縮方式はH.264(=MPEG4 Advanced Video Coding)がターゲットか。
HDTVをchあたり10Mbpsまでに圧縮しても、20~30Mbpsを必要とするMPEG-2 Transport Streamと同等の品質を確保できることから、H.264/AVCが有力視されている。

しかし、ADSLで10Mbpsはきつい。
栄村有線ADSLの実績では10M出ているのは全体の1/3だけだが、5Mbpsなら全体の9割をカバーできている。
そこで、H.264方式で4Mbpsまで圧縮した場合の画質が鍵となる。

幸い、既にSTBは目処がついている。
現在栄村でアナログ放送再送信用に使用しているSTBは、WMTでは1.3Mbpsまでだが、MPEG-2なら10Mbpsまで再生可能である。
そして、同じ会社の次機種は、10MまでのWMT、10MまでのH.264、40MまでのMPEG-2を再生するchipを搭載しており、来春頃にはデビューしそうとのこと。(秘?)

H.264エンコーダは既にいくつか出回っているので、調達可能であろう。

次は、H.264の配信サーバであるが、まだ商品化されてないので、どこかで開発してもらいたいものだ。(早いもの勝ち)

そして最後は、ADSL網でIPマルチキャスト配信するためのDSLAMである。
IPマルチキャスト配信では、同じデータをポート毎にコピーしてユーザに届けるが、chあたりの容量が大きくなると負荷がかかり、DSLAMのハードウエア性能を上げる必要が出てくる。
現在の1.3Mでは問題ないが、4Mに増速してどうなるか、の検証が必要となる。

ということで、アナログ地上波は当然として、SDTVの再送信に終わることなく、HDTVの再送信にも挑戦することになるJANISへの応援よろしくお願いします。

投稿者 佐藤 : 2005年08月10日 21:03

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