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2004年07月26日
8月から、世界最速となるVDSL60Mサービス開始
8月から銅線によるデジタル伝送であるDSLサービスでは世界最速となる、下り最大60Mbps、上り最大10MbpsのVDSL(VeryHighBitRate-DSL)サービスを有線放送回線で開始 します。
さらに、国内の通信技術標準化団体であるTTC(情報通信技術委員会)で、7月22日に一般電話回線での使用も承認されたことから、総務省認可が下り次第、9月からは 一般電話回線でも同サービスを開始します。
VDSLは、従来のADSLに比べて使用する周波数帯域を広くして、上り方向と下り方向の速度を向上させる技術で、これまでは主にマンションやホテル構内等の短距離区間で利用されてきました。
今回新たに導入するVDSLモデムはLR(ロングリーチ)VDSLと呼ばれ、
500mから1.5Km程度の短距離区間ではVDSL本来の高速性を発揮し、
1.5Kmから2.5Km程度の中距離区間では徐々に使用する周波数帯域を狭くし、
2.5Km以遠では従来のADSLと同一使用帯域となる、
回線品質に応じた最適速度自動調整機能を付加した、中長距離回線でも使用できるデジタルモデムです。
LR-VDSLの主な仕様:
下り帯域:138KHz-3.5MHz(DS1)、5.2MHz -8.5MHz(DS2)
上り帯域: 26KHz-138KHz(US0)、 4MHz -5.2MHz(US1)、8.5MHz-12MHz(US2)
参考までに従来のADSLモデムは:
下り帯域:138KHz-1.1MHz(最大12M仕様)
138KHz-2.2MHz(最大26M仕様)
138KHz-3.5MHz(最大45M仕様)
上り帯域: 26KHz-138KHz(最大1M仕様)
26KHz-276KHz(最大3M仕様、距離制限付)
26KHz-483KHz(最大5M仕様、距離制限付)
LR-VDSLは国際電気通信連合ITU-T のG.993.1規格に準拠し、US0バンドを利用することで、従来のADSL機能を包含しており、国内はもとより、世界的にも構内以外での商用サービスはJANISネットが初めてとなります。
LR-VDSLのメリットは、
①局から1.5km程度の短距離回線では、下り最大60Mbps、上り最大10Mbpsの高速サービスが可能
②それ以遠は徐々に速度低下するが、遠距離でも接続できる。
③上り帯域を下り帯域と重ならないように138KHz以上を使用しないため、既存のADSLユーザへの漏話干渉による下り速度低下問題を解決している。
展開スケジュール
8月1日から: 伊那有線各局でサービス開始
8月下旬から:県内各有線放送で順次サービス開始予定
9月から: 県内各一般電話回線で順次サービス開始予定
投稿者 佐藤 : 2004年07月26日 01:07
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